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バイクのユーザー車検ってどういう流れで費用はどれくらいかかるの?
どうも、ユウヤです!
初めてユーザー車検を受けるならいろいろ不安なことばかりですよね。
一からすべて教えちゃいます!
ユウヤ
今回の記事は、初めてバイクのユーザー車検を受ける人でも
安心して車検を受けることができるようになる内容になっています。
ユーザー車検の流れや費用・必要な持ち物や書類などすべて網羅してあります。
そして自分のバイクを過去3回以上の
ユーザー車検をしてきた僕が車検落ちしない為の基本整備や
気をつける点をあなただけに教えちゃいます!
この記事を最後まで読んでいただければ
自分一人でユーザー車検を行うことができるようになり、
バイクの維持費を安く抑えることが出来ます!
それでは見て行きましょう!
目次
ユーザー車検を受けるにあたっての心構え
本題に入る前にお伝えしておきたいことがあります。
ユーザー車検はあなたのバイク維持費を安くする為にあるものではない!
と言うことだけ理解しておいてください。
そもそも車検は2年間安全に乗れる状態かどうかを確認する点検です。
通常のディーラーや販売店などで行う車検はユーザー車検より費用がかかります。
それはちゃんと安全に乗れる状態なのかを点検整備しているからです。
つまり、ちゃんと自分で最低限の点検整備ができない人は
ユーザー車検を受けるのはやめておいた方がいいでしょう。
もし、ユーザー車検で不具合を指摘されて自分で直せなかったら
ただの時間の無駄使いになってしまいます。
車検は安全点検だということを忘れないでくださいね。
バイク車検を受ける為にあなたが用意する持ち物は4つ!
さて!ここからが本題です。
バイクのユーザー車検を受ける為には必ず用意しないといけない持ち物が4つあります。
- 車検証
- 自賠責保険
- 納税証明書
- 印鑑 or 認印
この4つを用意していないと当日車検を受ける為の受付ができませんのでしっかり準備しておきましょう。
他に必要な書類はいくつかありますが
当日、車検を受ける会場で用意できます。
- 自動車検査票
- 継続検査申請書(専用3号様式または第3号様式)
- 自動車重量税納付書
- 点検整備記録簿(二輪自動車用)
上記の書類の書き方や事前に書類を印刷して記入しておきたい人は
こちらの記事で詳しくお伝えしています。
ユーザー車検を受けるために失敗しない書類の書き方バイク車検を受ける為に必要な費用は2万円以内!
ユーザー車検を自分でやろうと考えている人は
「安く車検を受けることができるから!」
と言う人がほとんどだと思います。
当然僕もその一人です。
では、ユーザー車検に必要になってくる費用の内訳を見て行きましょう。
自賠責保険
自賠責保険は通称:強制保険というものでもあります。
つまり、バイクや車に乗るなら必ず入らないといけない保険です。
自賠責保険の期限が切れている状態や未加入の場合で公道を走行していた場合
一発免停に加えて一年以下の懲役または50万円以下の罰金が課せられるので注意しておきましょう。
250cc以上のバイク自賠責保険料金一覧
保険期間 | 保険料 |
12ヶ月 | 7,270円 |
24ヶ月 | 9,270円 |
25ヶ月 | 9,440円 |
36ヶ月 | 11,230円 |
37ヶ月 | 11,390円 |
重量税
重量税は文字通り自動車の重量によってかかる税金です。
バイクの場合は、初年度登録からの経過年数によって金額が決まっています。
つまり古いバイクであればあるほど金額が高くなります。
経過年数 | 金額 |
0~12年 | 3,800円 |
13年以上 | 4,600円 |
18年以上 | 5,000円 |
印紙代と証紙代
印紙代と証紙代はユーザー車検を受ける為に必要になってくる手数料みたいなものです。
これを購入して書類に貼らないと書類を受理してくれないので気をつけましょうね。
自動車検査登録印紙 | 400円 |
自動車審査証紙 | 1300円 |
バイク車検を受ける為の流れと実際の検査項目とは?
それでは、実際にバイクのユーザー車検はどのような流れで車検を行うのか見て行きましょう。
手順①:陸運局にユーザー車検の予約をする
ユーザー車検を受けるには必ず事前に予約する必要があります。
「明日時間空いたからユーザー車検でもやろう!」
なんてなめたことはできませんので気をつけてください。
まずは、国土交通省の自動車検査インターネット予約システムで新規アカウントを作成して予約をします。
僕の経験上、基本的に向こう1週間〜2週間はほぼ予約が埋まっているので
ある程度余裕を持って車検の日を決めておきましょう。
予約した際に予約番号が発行されてメールで送られてくるので消さないように大切に保管しておいてくださいね。
初めてユーザー車検の手続きをするといろいろ時間がかかると思います。
だから朝一の時間帯を予約しておくことをお勧めします。
中途半端な時間から予約してしまうと陸運局のお昼休憩とかぶってしまったり
受付時間が足りなくなってしまいます。
オススメは朝一!
ユーザー車検はどこで受けられるの?
ユーザー車検は各都道府県の陸運局の運輸支局か検査登録事務所で受けることができます。
手順②:当日は必要書類を持参してユーザー車検受付窓口へ
ユーザー車検当日は先ほどお伝えした3つの書類を忘れずに持参して陸運局に行ってくださいね。
陸運局に到着したら、ユーザー車検受付窓口に直行してください。
陸運局には県内の車関係の仕事をしている人たちが新車の登録や車検をする為にたくさんいます。
局員の人たちもかなり忙しそうで声を掛けづらい空気です。
だから迷わずユーザー車検受付と書いてある窓口を探して凸してください。
その窓口で他に必要な書類をもらって記入すれば万事O K
手順③:自賠責保険の加入と印紙を購入する
ユーザー車検の受付に必要な書類をすべて記入が終わったら
自賠責保険の加入と印紙と証紙の購入をしてください。
購入した印紙と証紙を書類のしかるべきところに貼り付けてユーザー車検受付窓口にすべての書類を提出してください。
後は、検査員の人が不備や記入漏れがないかチェックしてくれます。
問題なければ車検の検査ラインに移動です。
手順④:検査ラインで確認される項目
手順③までが受付を済ませるまでの流れです。
ここからいよいよ車検の検査ラインで検査員にバイクを見てもらいます。
検査ラインで確認される項目は検査員による目視での外観確認と測定機械による確認の2つです。
- 大まかな外観確認(違法改造やオイル漏れしていないかどうかなど)
- ヘッドライトの上下点灯確認
- ウィンカー前後左右点灯確認
- ホーンの確認
- ブレーキランプ点灯確認(前後)
- 車体の寸法確認
合計6項目くらい目視での確認事項になります。
車体の寸法確認で車検証に記載されている寸法と異なると構造変更手続きが必要になってきます。
- 速度メーター検査(実際の速度との誤差確認)
- ブレーキの制動検査(前後)
- 光軸測定検査
- 排気ガス検査
測定機械のよる確認項目は以上の4つになります。
4の排気ガス検査は対象のバイクのみです。
排ガス規制前のバイクは対象にはならないのでスルーされます。
注意!ヘッドライトの光軸が一番車検落ちしやすい
ユーザー車検で一番車検落ちするのがヘッドライトの光軸です。
なんでかわからないですがズレていることがあります。
その場合は再検査となり不合格です。
自分で直せる方はその場で直せば問題ありません。
しかし、できない人もいると思います。
そんな時はテスターセンターと言う光軸を調整してくれるところが隣接しているので
そこに持って行って光軸の調整を行なってください。
調整する為に1000円くらいの工賃がかかります。
ちなみにその日であれば何回でも検査を受けれるので万が一不合格になっても
焦らずに対処してくださいね。
ユーザー車検前にやっておいた方がいい事前整備
ユーザー車検で確認される項目は基本的な確認ばかりです。
これだけでは必要最低限すぎます。(日常点検レベル…)
ここからはユーザー車検前にやっておいた方がいい事前整備をお伝えします。
- ユーザー車検で確認される項目の事前点検
- オイル交換
- プラグ交換
- チェーンメンテナンス
- バッテリー交換(必要であれば)
普段からやっている人は言わなくても当然なメンテナンスですよね。
もし、これらのメンテナンスをやった記憶がない人がいたらやっておいてくださいね。
まとめ
なんとなくイメージはできましたか?
はじめては不安なことばかりですが
頑張って車検を行なってきてください。
- 車検証
- 自賠責保険証
- 納税証明書
- 印鑑
- 予約番号
自賠責保険 24ヶ月9,270円
重量税 18年以上5,000円
印紙代 400円
証紙代 1,300円
合計 15,970円
ユーザーバイク車検の流れ
ユウヤ
YouTubeにユーザー車検を受けたときの動画をアップしてあるので
よかったら参考までに見てみてください!