聖徳太子の時代から自生する日本一の巨木「将軍杉」は新潟県屈指のパワースポット！

今回の記事は、新潟県阿賀町にある将軍杉についてご紹介していきます。

実は今回紹介する将軍杉は樹齢1400年で国の天然記念物に指定されている日本一の杉の木なんです。

樹齢1400年ということは聖徳太子が奈良に法隆寺を建てた時ぐらいですかね？

そんな時代に芽を出した杉が現代まで自生してきたというのは正直驚きです。

見た目もかなりイカつくて

まさに将軍という名前にふさわしい杉です。

なにより将軍杉は日本一と言われているのも驚きです。

では、そんな将軍杉をじっくりご紹介していきますね。

将軍杉とは？

将軍杉とは一体どんな杉の木なのでしょうか？

将軍杉の特徴は、ご覧の通り根元から別れた６本の幹です。

その存在感は圧倒的で思わず笑ってしまうほど不思議な形をしています。

１本１本の枝分かれした幹ですら周りに生えている杉の木より圧倒的に太いのがわかると思います。

樹齢も1400年と何世紀にもわたってこの地で生きてきた生命力は

とてつもないパワーを僕たちに与えてくれる新潟県屈指のパワースポットです。

将軍杉という名前の由来

将軍杉の名の由来は会津藩初代藩主保科正之によって、過去に著名な人物が会津の地に埋もれていないか調べさせた。すると三川の地に平維茂の墓がある事を知り、林鵞峯（はやしがほう・林恕 はやししのぶ）に碑文を作らせ、この杉の傍らにあった平維茂の墓に新たに「鎮守府将軍平維茂碑並銘」を建立した事による。引用：Wikipedia

よくわかりませんよね。

つまり、将軍杉の名前の由来は、

日本一の杉は縄文杉ではなくて将軍杉だった

それでは、将軍杉が日本一の杉である理由についてお伝えします。

2001年の調査で将軍杉は縄文杉より高さと幹が太いことが証明され

日本一の巨木とし将軍杉の名前が一部の人たちに広まりました。

樹齢を見れば圧倒的に縄文杉の方が大先輩の杉の木なんです。

だから縄文杉は日本一古い杉の木で将軍杉は日本一巨大な杉の木ということになります。

実はこんな意見も…

改めて縄文杉について調べているとこのような意見を言っている人の記事を見つけました。

環境省調査では、地上１．３ｍの幹周りを凹凸にそって測るため、このような結果になってしまったものであろう。このような方法で１．３ｍ地点を測るのであれば、将軍杉以上の太さになってしまう杉を私は数本知っている。引用：日本の巨樹巨木

確かに測り方によって結果は変わってくるかも知れませんね。

どう思うかは受取手の感じ方次第ですね。

僕は全然将軍杉が日本一の巨木でいいと思うけどね。

将軍杉伝説：根本から分かれた幹

昔、集落の人々は阿賀野川の水運で生計を立てていたが

ある時、新しい船に使う帆柱がないので将軍杉を伐採して作ることを決め

翌朝斧を持って杉のところに行ってみると

一晩にして枝下の部分まで地下へ沈んでしまった

これ以来、村人たちは将軍杉を手厚く保護し、今に伝わるとのことです。

将軍杉との出会い

僕が将軍杉と出会ったのは令和元年にバイクで日本一周しているときです。

新潟県の面白いところはないかTwitterでフォロワーの人たちに聞いて見たら

珍しい杉の木があるという情報を教えてもらったのがきっかけです。

送られてきた写真を見ると意味不明な形をしていたので

これはせっかくだし見ておこうと思って将軍杉を見にいきました。

実際に到着してみると一目でその存在に気づきました。

１本だけ極太で複数に枝分かれしていたんでね。

正直そんな期待していなかったから

結構今でもあのインパクトは覚えています。

youtubeに将軍杉の動画をアップしているのでよかったら見てください！

パワースポットの将軍杉を見に行こう！

将軍杉って結構すごいのに全然有名じゃないんですよね。

だから知る人ぞ知る隠れパワースポットなんです。

しかも、有名じゃないからあまり観光客もいないのが最大のメリット！

新潟県を観光するなら将軍杉もぜひ見に行って見てください。

きっと感動しますよ！