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サクラチェッカーってどんな仕組みでやらせレビューを判断しているの?
今回の記事は、サクラチェッカーがやらせレビューをどんな仕組みで判断しているのかを見て行きましょう!
Amazonで買い物をするときに便利なサイト「サクラチェッカー」。
やらせレビューや商品自体の安全性を瞬時に見抜けて買い物の失敗を未然に防ぐことのできる優れものです。
でも、一体どんな仕組みでやらせレビューなどを判断しているのか疑問に思いませんか?
商品の説明や書き込まれているレビューを見て「なんとなく怪しい」というだけで判断されていたのでは信憑性に欠けますよね。
具体的にどんなところをどんな指標で判断しているのかを調べてみました。
この記事では、具体的にどんな項目を見て商品を判断しているのかをお伝えして行きます。
それと後半ではサクラチェッカーの開発秘話も載せておくので
サクラチェッカーはどんな想いで作られたのかがわかると思います。
目次
サクラチェッカーの仕組みとは?
サクラチェッカーは主に6つの項目を中心に対象商品の判定を行なっています。
- 価格&商品名
- ショップ情報&地域
- ショップ評価
- 評価分布&履歴
- 評価/口コミ日付
- 評価本文&評価者
これら6つの指標をもとに対象商品の怪しさを各項目10段階程度の判定基準で評価し、
総合的にサクラ度何%という形で僕達に教えてくれます。
各項目の詳細に関して説明しておきます。
価格&商品名
類似商品との価格に不自然な開きや異常な値引率があるかないか
商品名が無駄に長く不必要な単語が入っていないかどうか
価格&商品名ではユーザーにとって一番注目するところを判定してくれています。
ショップ情報&地域
製造元や販売元に怪しさについて
所在地や電話番号の有無などで判断
売ることだけが目的の商品は販売元などの情報がかなり適当になっているようです。
ショップ評価
過激なショップレビューの悪化
オープニングでの不正レビューを自作自演でやっているかどうか
自作自演の評価を行なっている業者を判断しています。
評価分布&履歴
商品に書き込まれたレビューを件数や履歴を確認
不自然なレビューがあるかどうかを判断しています。
評価/口コミ日付
レビューの書き込み日付に偏りはないか
やらせレビューを行なっている業者は一定の期間バイトを募集しているため
ある一定の期間に評価が集中していないかどうか
評価本文&評価者
書き込みをしたユーザーの怪しさを確認
やらせレビューを常習的に請け負っているユーザーアカウントなのかどうかや
書き込み内容に怪しさがあるのかどうか
コピペ不要!一瞬でやらせレビューを確認できるサクラチェッカーの使い方やらせレビューの多いカテゴリーがある!
どうやらやらせレビューが多いカテゴリーというものが存在しているようです。
- コロナ関連商品
- ダイエット関連商品
- 美容系
- イヤホン
- モバイルバッテリー
- ゲーム、PC関連商品など
といったカテゴリーが挙げられます。
比較的製造しやすいものがやらせレビューが多く潜んでいる場合があるようです。
中には不正な商品ばかりでちゃんとした商品をカテゴリー内から探すのも困難なようです。
ユウヤ
逆にやらせの少ないカテゴリーは日用品や大物家電といったカテゴリーです。
日用品はそもそもが安いのでそういった業者は参入してこないみたいです。
やらせレビューを見分けるポイント
サクラチェッカーの精度はかなり高いと言われていますが
100%信用し切って買い物をするのもいかがなものかと僕は思います。
やはり最終的に判断するのは自分自身でないと買い物の醍醐味を一つ失ってしまいます。
そこで、サクラチェッカーを参考にしながら自分の目でもやらせレビューを見分けるポイントをお伝えして行きます。
商品写真に過度の演出がある
Amazonにガイドラインでは商品の写真に文字などの演出は違反になっています。
広告みたいな文字が商品写真に付け加えてあるものには注意が必要です。
商品名が無駄に長く不自然な単語が多い
サクラチャッカーの項目にもありましたが、商品名に無駄な単語や意味不明な文が入っている商品があります。
そもそもAmazonのルールでは商品名は50文字以内でメーカー名やブランド名が入っていないといけないルールになっています。
怪しい商品は検索に引っ掛けるためにやたら単語が並んでいる商品名ということになります。
レビューに偏りがある
Amazonのレビューを見ていただくとわかるように
いい商品は星3〜5つに評価が集中しています。
逆に粗悪な商品は星1〜3つに評価が集中します。
では、やらせレビューが多いものはどんなレビューになるかというと
星5つと星1つに大きく評価が分かれているところです。
これは簡単な原理でやらせレビュー隊が星5つをゴリゴリ書き込むけど
実際にやらせレビューを見て買ったユーザーは書かれていることと現物の違いに不満を感じて最低の評価をつけると言った感じです。
レビュー内の書き込みにおかしな日本語がある
レビューを読んでいると日本語なんだけどなんか文法がおかしいぞ?というものがあります。
これらは外国人バイト集団が書き込んだ可能性があります。
でも、必ずしもおかしな日本語がやらせレビューとは限りません。
日本にいる外国人が本当に書き込んでいる可能性もあるので全体のレビューを見て判断したいものです。
サクラチェッカーの開発秘話!
サクラチェッカーの仕組みについて解説してきました。
どんな仕組みで判断しているのか大体理解できたと思います。
最後にサクラチェッカーの開発秘話をここでお伝えしておきます。
この記事を書く上でいろいろ調べていたところ発見した内容で開発者の思いを感じることができました。
参考 Amazonのやらせレビューと戦う「サクラチェッカー」はなぜ生まれたか 開発者に聞く背景やサクラレビューの見分け方開発者は「ユウ」さん(@mensetukan_yuu)という方で採用活動や部下のマネジメントを中心にやられていました。
そんな中、何か自分で開発してみたいと思っていたらしく考えていたようです。
ある時Amazonでの買い物をよく失敗していることに気がつき「もっと簡単にレビューを判断できる仕組みを作ってみよう!」と思ったのがきっかけでした。
それからメインの仕事の合間を縫って休日を返上しながら開発に取り組むこと1年以上。
こうして完成したのが「サクラチェッカー」なのです。
ひとりの男の思いから始まったものってロマンを感じますよね。
正直僕はこの話を知るまでは、企業がお金をかけて開発したものだと思っていましたが
ユウさんという方から始まったものとはね…
僕はこういったエピソードが好きだからこの記事を見つけてくれたあなたには共有したいと思い今回この話を共有させていただきました。
サクラチェッカー素晴らしいサイトです!