半年くらい前から相棒のZZR1100のフロントフォークからオイル滲みがありました。
なんだかんだ見てみぬふりをしてきたがいい加減直さないといけないと思い
部品取り車で一台同じ型のZZR1100をストックしているのでそれからフロントフォークを移植することにしました。
初めはオーバーホールしようと思ったが
圧入する道具を買っていなかったから今回は移植という方法にします。
ZZR1100のフロントフォークはC型D型外し方は基本的には同じです。
若干の違いはあるけどボルトの位置やカウルのバラし方が違う程度です。
僕はC型のZZRだから写真はC型でお届けしています。
ZZR1100のフォロンとフォークの外し方
それでは作業に取り掛かりたいと思います。
用意する工具
- ジャッキアップ
- ペンチ
- ドライバー
- 六角レンチ(M4・M5)
- メガネレンチ(12mm・8mm)
- 17mmヘキサゴンレンチ
- ラチェット(10mm・12mm)
- パーツクリーナー
- 軍手
⑥番の17mmヘキサゴンレンチは特殊工具になるので一般的な家庭の工具箱には入っていません。
作業①:タイヤを外す
まずタイヤを外していきます
ブレーキキャリパーを外す
M5の六角を使って2箇所のボルトを緩めていきます。
ZZR1100は左右にブレーキがついているので反対側も忘れないように
フロントフォークのオイル漏れがブレーキキャリパーにも付いていました!
危ないですね!
外し終わったブレーキキャリパーはこんな感じでぶら下げておきます。
スピードメータのケーブルを外す
ペンチで溝が切ってあるところを回してあげると簡単に抜けます。
アクスルシャフトを抜く
車体左側にあるアクスルシャフトを固定しているピンチボルトをM4の六角で緩めます。
(抜かなくて大丈夫です。緩めるだけで)
17mmヘキサゴンレンチでアクスルシャフトのカラーを緩めます。
結構固い場合があるので気合が必要です。
緩まったらジャッキアップをかまして前輪タイヤを浮かせていきます。
この時フロントタイヤがギリギリ浮いているくらいにしておきます。
ギリギリがアクスルシャフトを抜く時のポイントになります。
ここまでできればあとはフロントタイヤ右側のピンチボルトを緩めて
左側からアクスルシャフトを押して右から抜けばタイヤがフリーになります。
あとはジャッキを上にどんどんあげてタイヤが抜き出せたらおしまい。
作業②:タイヤハウスを外す
タイヤハウスは内側にボルトが4本で止まっているので外します
作業③:アッパーカウルを外す
フロントフォークを外そうと考える人ならアッパーカウルのバラし方はご存じだと思うので省きます。
インナーカウルやらミラーやらを外します。
作業④:フロントフォークを外す
ここまでできればあと一息です。
フロントフォークは2カ所のボルトで止まっているだけです。
以上がフロントフォークの外し方です。
あとは移植してくるZZRのフロントフォークを磨いてつければ完了です
結構サビがすごいからピカールでしつこく磨けばここまで綺麗になります。
さぁ!頑張ってバラしてみてください!