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走行中チェーンから「シャラシャラ」「カラカラ」音がする!?カブのチェーンを点検・調整する方法

カブのチェーンを点検・調整する方法

カブのチェーンメンテナンスしてる?

 

オイル交換やプラグ交換は気にしているのにチェーンをおろそかにしていませんか?

 

チェーンはエンジンの動力をタイヤに伝えて「走る」という行為に直接的に関係している重要な部分です。

 

いくらエンジンやプラグの調子が良くてもチェーンがサビサビになっていたり伸び切っていたら

そのパフォーマンスは十分に発揮されません。

 

そこで今回の記事は、リトルカブ(スーパーカブも同様)のゆるゆるにたるみ切ったチェーンの調整方法をお伝えさせていただきます。

 

メンテナンスを怠っているカブはチェーンが緩み切っている可能性が高いので

走行中にチェーンカバーにチェーンが当たって「シャラシャラ」「カラカラ」といった音がなります。

 

明らかにこの状態で走ることは良くありません。

 

しっかりチェーンの調整を行なって快適にカブを走らせていきましょう。

 

この記事では、チェーン調整の必要性と調整が取れていない状態で走行した場合のデメリット具体的なチェーンの調整方法をお伝えしています。

 

それでは作業にかかりましょう!

チェーンの調整が適切になっていない場合のデメリット

それでは、カブの・・・というよりバイクのチェーンの調整が適切になっていない状態で走行した場合のデメリットについてお伝えしていきます。

チェーンが緩んでいる場合
  • 燃費が悪くなる
  • パワーが落ちる
  • 走行中にチェーンが外れる
チェーンが張っている状態
  • チェーンが切れる
  • スプロケットの消耗が早くなる
  • 足回りの部品にダメージがいく

詳しく見ていきましょう。

チェーンが緩んでいる場合のデメリット

チェーンが緩んでいる状態とはチェーンが下に弛んでいることをさします。

タイトルや冒頭でも触れていますが

走行時にチェーンカバーにチェーンが当たって「シャラシャラ」「カラカラ」音がします。

このような状態で走行しているとエンジンの動力がタイヤにちゃんと伝わりません。

小学生の頃授業でもやったことのある大縄跳びを思い出してください。

長い縄を回す時二人が近いと縄を回すのがめちゃくちゃ大変だと思います。

でもちょうどいい距離まで離れると簡単に縄を回せると思います。

チェーンも同じように緩んでいる状態でチェーンを回しても無駄に力が必要だし

最悪の場合チェーンが何かの拍子に外れてしまう可能性もあります。

出先でチェーンが外れたらレッカーものなので要注意です。

チェーンが張っている状態のデメリット

チェーンが張っている状態とはピンピンになっていることをさします。

この状態で走行していると関係している部品に確実にダメージがいきます。

走行している状態のチェーンには遠心力という外に向けて働く力が加わっています。

本来であれば多少の緩み(遊び)を持たせた状態でその遠心力を逃してタイヤを回しているのですが

緩みがない状態のままだと遠心力で発生した力の逃げ場がないため関係している部品にダメージを与えてしまいます。

例えば、スプロケットやシャフトなどです。

もちろんチェーンそのものにもダメージが行くので切れてしまうことは容易に想像ができると思います。

このようにチェーンは緩みすぎても張りすぎてもいけないシビアな部分なのです。

カブ(リトルカブ)のチェーンの状態確認方法

では、自分のカブのチェーンはどうなっているのか?

 

確認する必要があると思います。

 

走行中に音が鳴っている人は確実に緩んでいるので確認せずに次の章でお伝えしているチェーンの調整方法を実践してみてください。

 

僕はリトルカブに乗っているのでリトルカブの写真でお伝えしています。

 

カブなら大体同じなので心配する必要はありません。

 

チェーンカバーを見ると黒いキャップがついていると思います。

それをマイナスドライバーか何かで引っ掛けて外します。

そうするとチェーンを確認することのできる覗き穴になります。

ここからチェーンの状態を確認します。

ドライバーでチェーンを持ち上げてみます。

この時たるみが10mm〜20mmの間であれば問題ありません。

それ以外の状態であれば調整をする必要があります。

リトルカブ(スーパーカブ)のチェーン調整のやり方

それでは、チェーン調整の作業に入ります。

まずは車体右側のナットを14mmのレンチで固定します。

次に反対側の手前のナットを19mmのレンチで半分回します

続いて19mmのナットの奥にある23mmのナットを1/4緩めます

次にチェーン調整ナット10mmを締めていきます。(時計回り)

まずは1/4締め込んでいきます。

反対側も同様に1/4締め込みます

この時チェーンの状態をみながらちょうどいいところまで締め込んでいきます。

 

繰り返してチェーンたるみを確認する。

 

必ず左右均等に回すことを心がけてください。

 

チェーンのたるみが正規の10mm〜20mmの間に収まったら緩めたナットを元の状態に締め込んでください。

 

以上でチェーンの調整は終わりです。

 

別に特別難しい作業ではないので初めてチェーンの調整する人でも一つ一つ確認しながら行えば問題ありません。

 

ちなみにこの時に一緒にチェーンメンテナンスの基本である清掃と油の注油をしておくと完璧です。

 

清掃と注油のやり方はこちらの記事で詳しく解説いるのでご活用ください。

カブのチェーンをメンテナンス 〜清掃と注油のやり方〜

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