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Macを毎回シャットダウンするのは危険⁉︎スリープを使った方がいい理由

Macを毎回シャットダウンするのは危険⁉︎スリープを使った方がいい理由

今回の記事は、Macを毎回シャットダウンしないでスリープを使った方がいい理由についてお伝えしていきます。

 

「パソコンは使わないときは電源を落とした方がいいのでは?」と思っている方もいらっしゃると思います。

 

確かにシャットダウンはしたほうがいいです。

 

ですが実はそんなに毎回シャットダウンを行う必要はありません

 

むしろ、シャットダウンすることで知らないうちにMacにダメージを与えてしまっている可能性があります。

 

この記事では、シャットダウンがMacに与える影響とスリープで使った方がいい理由がわかるので

きっとあなたのMacのお役に立つと思います。

 

それでは一緒に見ていきましょう。

Macはシャットダウンじゃなくてスリープで使った方がいい理由

基本的にMac OSはシャットダウンを前提に使うことを想定していないOSです。

 

つまり、連続して使い続けることを前提にしているOSなのでシャットダウンをする必要がありません。

 

むしろ、シャットダウンを行うことでMacの寿命を短くしてしまっている可能性があります。

あなた

でもパソコンって快適に使うためにシャットダウンをしてメモリの解放などを行うんじゃないの?

 

おっしゃる通り!

 

パソコンを快適に使うにはシャットダウンは必要です。

シャットダウンのメリット
  • メモリの解放・キャッシュの削除
  • バグや動作不良などを解決できる
  • 無駄な電力消費がなくなる

実際にシャットダウンをすることで得られるメリットはあります。

 

ですが、Mac OSはシャットダウンをしなくてもスリープ状態でメモリの解放などを行って僕達が快適に使えるようにしてくれています。

 

そしてスリープ状態の消費電力はシャットダウンより電力を食ってしまいますが

年間で数百円程度なのでそこまで大きな電力消費ではありません。

 

MacBookの場合、バッテリーの消耗を気にするのであれば電源を繋ぎっぱなしでスリープにしておくとバッテリーの消耗を抑えることができます。

MacBookは電源を差しっぱなしで使ってもバッテリーは劣化しない!MacBookは電源を差しっぱなしで使ってもバッテリーは劣化しない!

シャットダウンによるMacへの悪影響

冒頭でもお伝えしましたが、

シャットダウンを毎回すると知らず知らずのうちにMacにダメージを与えてしまっている可能性があります。

Macは起動時にPower On Self Test(POST)を行います。

Power On Self Test(POST)とは

Macの電源を入れた時に各システムが正常に動作するのかどうかをチェックするテストのこと

参考 複雑なMacの起動プロセスを図解した

このPower On Self Test(POST)は地味にMacに負担のかかる動作なんですね。

あらゆるシステムが一斉に稼働するので、

一気に熱を持ったり、ファンが稼働したりします。

別にPower On Self Test(POST)が悪いわけではありません。

快適に使うために必要な動作なのですが、

毎回これを行うのが良くないです。

例えるなら寝起きすぐにグランドを全力で走らされる感じです。

無茶苦茶ですよね笑

毎日こんなことさせられたらいつかどこかを故障してもおかしくありませんよね

Macの起動にはこれだけの負荷がかかるということです。

だから毎回シャットダウンと起動を繰り返してしまうと

知らず知らずのうちにMacにダメージを与えてしまっている状態になります。

ユウヤ

スリープは年間数百円の消費電力で故障の原因を回避してくれる!

スリープ状態でしか行われない重要なシステム動作がある

Macのスリープ状態はただ電力消費を最小限にして休憩しているだけではありません。

データの整理をスリープ時におこなってくれています

いろんなアプリを使うとMac内にデータが溜まります。

そのデータを整理整頓してスリープ明けに最適な状態で動くようにしてくれています。

わかりやすく例えると

たくさん仕事をすれば机の上は散らかりますよね。

この散らかった机の上を休憩している間に綺麗に整頓してくれるメイドさんって感じです。

使用中のデータはキャッシュではないのでスリープ状態の時に整理しないとどんどん散らかってしまいます。

だから再起動しても動作が重かったりする現象はデータの整理がちゃんと行われていない可能性があります。

ユウヤ

シャットダウンしてしまうと全ての機能が停止してしまうのでこの整理が行われません。

シャットダウンは月一程度でOK!

Macはスリープで使った方がいいことがわかっていただけたと思います。

 

しかし、ずーっとスリープで使うのも実は良くないことも事実です。

 

たまにシャットダウンをしてあげてMacをリフレッシュしてあげることも必要です。

ユウヤ

シャットダウンじゃないとリセットできない部分もあるからね

ではシャットダウンはいつ行えばいいのかが疑問ですよね。

 

正直、明確な答えはありません。

 

僕の場合は月一のペースでMacBookやiMacをシャットダウンしています。

 

人によっては、週一でおこなっている人もいれば

不具合や動作が重くなったと感じる時だけおこなっている人もいます。

 

個人的には月一ぐらいでOKだと思います。

超便利!ホットコーナーを使えば一瞬でスリープにできる

スリープ状態にする方法はいくつかあります。

 

左上のリンゴマークからスリープにする方法やMacBookの場合はディスプレイを閉じると自動的にスリープ状態になります。

 

そこまで苦になる動作ではありませんが

もっとスマートにスリープ状態にする方法をここでお伝えしておきます。

 

Macにはホットコーナーという機能があります。

 

これを使えばカーソルをディスプレイの四隅のどこかに持っていけばスリープにすることができます。

 

わざわざ閉じたりリンゴマークをクリックする手間が省けるので結構便利です。

ホットコーナーの設定方法

環境設定から「デスクトップとスクリーンセーバー」をクリックします。

右下に「ホットコーナー」があります。

四隅にカーソルを持っていくと指定したアクションを起こすことができます。

僕は右下にスリープを設定してあります。

他にも別のアクションを設定できるので活用してみてください。

まとめ:Macは基本スリープで使う

Macはスリープで使った方がいい理由をお伝えしてきました。

 

最後にシャットダウンとスリープのメリットとデメリットをまとめておきます。

シャットダウンのメリット
  • メモリの解放・キャッシュの削除
  • バグや動作不良などを解決できる
  • 無駄な電力消費がなくなる
シャットダウンのデメリット
  • Power On Self Test(POST)による起動時の負担
  • 立ち上がるまでに一定の時間がかかる
  • 起動中のアプリを全て落とさないといけない
スリープのメリット
  • ある程度のメモリの解放
  • 立ち上がりが一瞬
  • データの整理をやってくれる
  • 作業の途中でもアプリを落とさなくていい
スリープのデメリット
  • 年間数百円の消費電力が必要
  • MacBookの場合バッテリーを消耗してしまう

以上のメリットデメリットから見てもMacはシャットダウンをするよりスリープで使った方がMac本体に対してとても有効的なことがわかります。

 

シャットダウンは月一のメンテナンス程度にキリの良いタイミングで問題ありません。

 

大切な仕事の相棒をスリープ運用に切り替えて長く使ってあげてください。

 

それでは今回の記事はこれで終わりです。

 

またどこかの検索結果でお会いしましょう。

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