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【幻の1台!】2億円のバイク「ドゥカティ・アポロ」は岩下コレクションにある

【幻の1台!】2億円のバイク「ドゥカティ・アポロ」は岩下コレクションにある

あなた

2億円のバイクって一体どんなバイクなの?

どうも、ユウヤです!

「ドゥカティ・アポロ」は世界に1台しかない幻のバイクです!

ユウヤ

今回の記事は、世界に1台しかない幻の2億円バイク「ドゥカティ・アポロ」についてお伝えさせていただきます。

 

2億円のバイクと聞くと一体どんなバイクなのかとても気になりますよね。

 

僕はかなり興味を持ってしまいました。

 

2億円ってフェラーリの限定モデル並みの金額なんですよね。

 

バイクがスーパーカーと同じ金額だなんて

「どういうこと?」

ってなりましたww

 

お気づきの方もいらっしゃいますが

2億円という金額はプレミア価格というものです。

 

世界に1台という希少性からの金額なんですね。

 

そして、そんな希少なバイクが展示してある岩下コレクションについてもしっかりご紹介していきますので

是非最後まで読んでください!

2億円のバイク「ドゥカティ・アポロ」ってどんなバイク?

ドゥカティ・アポロ

2億円のバイク「ドゥカティ・アポロ」は、幻のバイクと言われています。

 

今から半世紀前の1960年代前半にイタリアのバイクメーカー「ドゥカティ」が

当時では前代未聞の大排気量バイク1200ccの生産を計画したのが始まりでした。

 

これを通称「アポロ計画」と言います。

 

当時のドゥカティが販売していた最大排気量バイクは200ccでした。

 

そんな会社がいきなり1200ccのバイクを生産するということは

前代未聞の大挑戦ですよね。

 

この前代未聞の大挑戦には裏話があります。

舞台はアメリカ・・・

第二次世界大戦後アメリカのバイク市場はハーレーダヴィッドソンの独占状態でした。

そこでアメリカ政府は独占禁止法により、警察にハーレー以外の白バイを採用するようにと義務付けが命じられました。

白バイに求められる仕様は

1200cc以上の排気量に60インチのホイールで16インチのタイヤが条件だったそうです。

そこで当時、イタリアからアメリカに市場を伸ばそうとしていたドゥカティにこの話がやってきました。

市場を一気に伸ばせるチャンスがきたドゥカティ社は社運を賭けての挑戦に乗り出します。

そこには様々な苦労があったでしょうね。

しかし、時代はそれを良しとはしなかった。

結論から言うと、ハーレーを越える性能でコストも抑えることができたアポロが完成しました。

100馬力で最高速度は190kmを超えるバイク

偉業でした。

だが、残念なことに最高傑作アポロに周辺技術がついて来れなかったのです。

完成したアポロをテスト走行したのですが、その巨大なパワーにタイヤが全くついて来れないことが判明しました。

タイヤが破壊されない程度までパワーを落とすが

結果として最終的なアポロは白バイに採用されることはありませんでした。

そして、アポロ計画自体が中止となりました。

その時に試作車として作られたアポロが2台あり、

現在では1台のみが現存していて

大分県由布院にある岩下コレクションに展示してあるのです。

 

それ故、このアポロは非常に貴重なバイクで価格にして2億円の価値があるとされています。

 

ドゥカティは悔しかったでしょうね。

 

時代の先を行ってしまったがために志半ばで中止となってしまったのですから

しかし、アポロ計画で得た技術はその後のドゥカティに大きな力となり

今では世界的に有名なバイクメーカーになっています。

ここで紹介した内容はバイクを知らない人でもわかりやすくした内容になっているので

専門的な部分は極力省いています。

もっと詳しく知りたい方はこちらの記事で専門的な観点の記事が読めます。

今から約半世紀前に生まれた、ドゥカティV4の原点「アポロ」とは

なぜ「ドゥカティ・アポロ」が岩下コレクションあるの?

アポロがあるのはなぜ?

では、ここで疑問に思うことがあります。

 

そんなすごいバイクがなぜ母国イタリアじゃなくて日本にあるの?

そしてなぜ岩下コレクションというところにあるの?

 

と思う方もいらっしゃると思います。

 

ここからは幻のバイク「ドゥカティ・アポロ」が岩下コレクションにある理由についてお伝えしてきます。

 

岩下コレクションのオーナー岩下さんは無類のバイク好きで

その執念で手に入れたのが「ドゥカティ・アポロ」です。

 

なんでも、岩下さんとアポロの出会いは40年ほど前にさかのぼります。

 

当時、自動車部品工場の社長だった岩下さんは友人からアメリカにアポロがあると連絡をもらいました。

 

購入を検討したが、あまりの高額にすぐに購入することができなかったみたいです。

 

そこでバイク好きの岩下さんは自分に経営する工場の機械を売ってしまって

「ドゥカティ・アポロ」を手に入れたという話です。

 

直接お話を聞けていないのでどこまでが本当かどうかわかりませんが

そいう言った経緯があるみたいです。

 

異次元のバイク好きですねww

岩下コレクションとはどんなところ?

岩下コレクションとは

ではでは、2億円のバイクが展示してあって異次元のバイク好きである岩下さんがオーナーを務める岩下コレクションとは一体どんなところなんでしょうか?

 

岩下コレクションは一言で言えば会員制博物館です。

 

会員制と言っても入館料を払えば誰でも会員になれるものです。

 

展示してあるものはビンテージものばかりでバイクをはじめ、

昭和のおもちゃやステンドグラス他にも海外の物など様々です。

 

岩下コレクションは3階建てになっていて

階ごとに展示してあるものが違います。

 

1階は昭和の雰囲気がプンプンのレトロ感

ALWAYS三丁目の夕日の世界って感じです。

岩下コレクションレトロ館

その時代を生きてない僕でもみていて楽しかったです。

 

2階3階は岩下コレクションの真骨頂

年代物のバイクやクルマが展示してあります。

ビンテージバイク

合計600台ととんでもない台数です。

 

いつの時代のバイク?みたいなのもたくさんあるので

バイク好きにはたまらないでしょうね。

 

2億円の「ドゥカティ・アポロ」は3階の真ん中に展示してありました!

レトロな雰囲気が好きな人は確実に楽しめる

岩下コレクションにて

岩下コレクションは個人的にかなり楽しめました。

 

僕自身古いバイクが好きなので80年代のバイクとか見つけては一人心の中ではしゃいでました。

 

外の駐車場には巨大なS Lがドーンと構えていたり

一体どこでこんなものを仕入れたのか意味不明すぎておもしいです。

 

流行り物しか興味のない人は正直あまり楽しめないのかなって思います。

 

時代の流れとその歴史などを考えながらゆっくりみてまわると思わず時間を忘れてしまいますね。

 

僕はついつい1時間以上もゆっくりしてしまいましたよ。

 

もし由布院に観光にきたら岩下コレクションに足を運んでみてください!

 

貴重な経験ができるおもしろい博物館です。

 

Youtubeに岩下コレクションに行った時の様子を動画にしているので

気になった方は是非みて見てください!

岩下コレクション

住所:大分県由布市湯布院町川北645−6

開館時間:AM9:00 ~ PM5:00(年中無休)

入館料:大 人800円

中高生600円

小学生300円

次回から会員証を提示すれば200円引き

駐車場:30台(無料)

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