「コーヒーの飲み過ぎは良くない?」
「カフェインの取り過ぎで死んじゃうの?」
コーヒーを飲んでいる方ならカフェインの過剰摂取で死んでしまうということは
既にご存知の人も多いと思います。
しかし、カフェインを摂りすぎて死んでしまうってどの程度の量なのかは知っていますか?
今回の記事では、カフェインで死んでしまう致死量について詳しく見ていきたいと思います。
当然、カフェインはコーヒー以外のエナジードリンクなどにも含まれているので
そこら辺も一緒に見ていきます。
目次
【結論】コーヒーだけでカフェイン致死量はほぼ不可能
それではカフェインの致死量について見ていきます。
一般的にカフェインの致死量は5000mg~10000mg(5g~10g)と言われています。
コーヒー1杯(250ml)に含まれているカフェイン量は約133mgです。
つまり、コーヒーだけでカフェイン致死量を取ろうと思ったら
5000mg÷133mg=37杯
1日にコーヒーを37杯飲めばカフェインの致死量に匹敵して
めでたくお亡くなりになることができます。
いやいや37杯はどう頑張っても無理でしょ。
こんなにも飲んだらトイレが近くなりすぎて先に脱水症状で倒れちゃいますね。
つまり、コーヒーだけでカフェイン致死量はほぼ不可能ということがわかります。
コーヒー以外にカフェインを多く含むもの
カフェインはコーヒー以外にも多く含んでいるものはたくさんあります。
中でも有名なのはエナギードリンクです。
レッドブルやモンスターですね。
これらはコーヒーと違ってジュース感覚で飲めてしまうから要注意です。
これらもコーヒー同様とんでもない量ですね。
他にも緑茶・烏龍茶・チョコレートなどいろんなところにカフェインは存在しています。
ちなみに致死量はかなり適当なもので人によって体重などの違いでその値は変わってきます。
カフェインを10000mg(10g)とっても全く同時ない人もいれば
2、3gで致死量を超えてしまう人もいます。
これは人によって解毒する力が違うと言われています。
さらに一度に摂取する時間間隔によっても変わってきます。
お酒みたいなものです。
一気飲みすると普段より酔いがまわったり
ザルもいればゲコもいるということです。
だから決して目安にするような数字ではないことを理解しておいてください。
まぁ、ほとんどの人は致死量を迎える前に体調不良になってコーヒーやエナジードリンクなんて飲める状態ではなくなるみたいですね。
カフェインの取り過ぎによる体への悪影響「カフェイン中毒」
ほとんどの人はカフェインを大量に取っていてもいきなり致死量を迎えて死ぬということはありません。
まず中毒症状が僕たちのからで起こります。
コーヒーの飲み過ぎで気持ち悪くなった経験ありませんか?
なんか胸がムカムカする感覚や吐き気に襲われたりする症状
これらはカフェイン中毒の初期状態です。
この状態を無視してさらにカフェインを摂り続けていくと
頭痛・痙攣・過呼吸・幻覚・パニックといった重度の症状を引き起こします。
最悪カフェイン中毒でも死んでしまう可能性があります。
軽度の状態 | 倦怠感・吐き気・心拍数増加・めまいなど |
重度の場合 | 頭痛・痙攣・過呼吸・幻覚・パニックなど |
急性カフェイン中毒について
急性カフェイン中毒は短時間でカフェインを大量に摂取したことで起こる中毒症状です。
個人差はありますが1〜2時間に1g以上のカフェイン摂取で中毒症状が発症するみたいです。
エナジードリンクなど美味しいからといって一度に何本も飲むことは危険ということです。
参考 カフェイン中毒・エナジードリンクに注意明治学院大学適度な量ならOK!カフェインの効能
ここまでカフェインによる致死量や中毒に関してお伝えしてきました。
なんか怖くなってきちゃいますよね。
でも、ちゃんと適量であればカフェインはとても役に立ち成分なんですよ。
特に忙しい我々日本人にはね!
- 覚醒作用
- 疲労回復
- 精神安定作用
運転中や徹夜の仕事中に眠気覚ましでコーヒーなどを飲むのは覚醒作用があるからみなさんそうされているのです。
他にも休憩するときに一息入れるためにコーヒーを飲んだり
適量であれば僕たちの行動にメリハリをつけてくれて頑張れるようにしてくれます。
飲み過ぎが良くないだけで普通に飲んでいればとても助かる成分です。
なんでも飲み過ぎには注意が必要
今回はカフェインをテーマに致死量や中毒についてお伝えしてきました。
普通にコーヒーを飲んでいれば何も恐れることはありません。
これからも何も気にしないで仕事の合間やここぞという時にメリハリをつけるために活用していってください。
それではまたどこかで!